風景の写真・涌谷城 1 [ 1-1 ]
撮影場所 涌谷城(宮城県遠田郡涌谷町)
撮影日 2016/04/16 10:25:55
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
涌谷城は宮城県登米市に位置する歴史的な城です。この城は、仙台平野を東流する江合川が篦岳丘陵にぶつかり南に向きを変える区間にあります。この丘陵の舌状地に築かれており、江合川に沿って西側と南側を自然の防御線としています。
風景の写真・涌谷城 1 [ 1-2 ]
撮影日 2016/04/16 10:25:19
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
涌谷城はもともと大崎氏の家臣である涌谷氏の居城でしたが、豊臣秀吉の天下統一後、木村氏を経て伊達氏の家臣である亘理氏の居城となりました。亘理氏の2代目、重宗と3代目、定宗によって城郭の整備が進められ、定宗は伊達氏を名乗ることを許され、涌谷伊達氏として知られるようになりました。しかし、定宗の後を継いだ伊達宗重は後継者問題で原田宗輔と対立し、最終的には殺害されるという悲劇(伊達騒動)が起こりました。
風景の写真・涌谷城 1 [ 1-3 ]
撮影日 2016/04/16 10:51:29
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
現在、涌谷城は城山公園として整備されており、春には桜の名所として多くの人々が訪れます。城内には唯一の現存する城郭遺構である隅櫓(太鼓堂)があり、歴史的な価値を持っています。その隣には天守風の建物である資料館があり、城の歴史を伝える展示が行われていますが、これは実在した天守を再現したものではなく、疑似天守と呼ばれています。