恐山菩提寺 1


山門

風景の写真・ 恐山菩提寺 1 [ 1-1 ]

撮影場所 青森県むつ市 恐山菩提寺

撮影日2017/05/22 09:26:55

カメラNIKON D810

レンズAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

寺伝によれば、862年(貞観4年)慈覚大師円仁が、この地を訪れ創建したと伝えられる。円仁の創建当時は、天台宗であったが、1522年(大永2年)衰退していた恐山菩提寺を中興のため建立された円通寺の僧聚覚の時より現在も曹洞宗の寺となっている。

 

ご本尊は地蔵菩薩。本坊は円通寺のごご本尊は、釈迦如来



奪衣婆と懸衣翁

風景の写真・ 恐山菩提寺 1 [ 2-1 ]

撮影日2017/05/22 06:47:47

カメラNIKON D810

レンズ24-120mm f/4 G VR

三途の川に六文銭を持たずにやってきた亡者は、奪衣婆と言う老婆の鬼に衣類を剥ぎ取られる。その剥ぎ取られた衣類は、懸衣翁という老爺によって衣領樹にかけられその者の生前の業が計られその重さによって死後の処遇が決められる。

死後、冥銭を持ってあの世に向かう。ここは人が、最後に金銭を使う場であり、それ以降には必要としない。現世と死後の境界線の場所でもある。



六地蔵

風景の写真・ 恐山菩提寺 1 [ 3-1 ]

撮影日2017/05/22 07:12:02

カメラNIKON D810

レンズ24-120mm f/4 G VR

六地蔵は、六つの世界に生まれ変わりを繰り返すと言う仏教の六道輪廻に由来する。

 

・地獄から救ってくれる壇陀地蔵・餓鬼から救ってくれる宝珠地蔵

・畜生から救ってくれる宝印地蔵・阿修羅から救ってくれる持地地蔵

・人間から救ってくれる除蓋障地蔵・天道から救ってくれる日光地蔵



境内

風景の写真・ 恐山菩提寺 1 [ 4-1 ]

撮影日2017/05/22 07:26:11

カメラNIKON D810

レンズ24-120mm f/4 G VR

恐山の地名は、昔、宇曽利山(うそりやま)であった。ウソリとは、アイヌ語のウショロ(入江とか、湾という意味)に由来している。それが変化してオソレ(恐)になったそうである。



風景の写真・ 恐山菩提寺 1 [ 4-2 ]

撮影日2017/05/22 07:34:51

カメラNIKON D810

レンズ24-120mm f/4 G VR

風景の写真・ 恐山菩提寺 1 [ 4-3 ]

撮影日2017/05/22 08:49:32

カメラNIKON D810

レンズ24-120mm f/4 G VR


恐山菩提寺とは・・・

 ・日本三大霊地(恐山・川原毛地獄・立山)

 ・日本三大霊場(恐山・白山・立山)

 ・日本三大霊山(比叡山・高野山・恐山)



地蔵菩薩

風景の写真・ 恐山菩提寺 1 [ 5-1 ]

撮影日2017/05/22 07:53:30

カメラNIKON D810

レンズ24-120mm f/4 G VR

地獄めぐりの一番奥、最終地点の八葉塔に鎮座するお地蔵様。10mの巨大なお地蔵様が片膝を立てて今にも立ち上がろうとしている。このお姿は、半跏(はんか)と言ってすぐにでも立ち上がり地獄で苦しむ魂を救いに行こうとしている姿勢なのだそうだ。



鎮魂・希望の鐘

風景の写真・ 恐山菩提寺 1 [ 6-1 ]

撮影日2017/05/22 08:09:59

カメラNIKON D810

レンズ24-120mm f/4 G VR

恐山極楽浜に建つ東日本大震災の慰霊塔

の向かって右が、鎮魂の鐘。左が、希望の鐘



風景の写真・ 恐山菩提寺 1 [ 7-1 ]

撮影日2017/05/22 09:07:44

カメラNIKON D810

レンズAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

所在地 青森県むつ市田名部字宇曽利山

山号  釜臥山

宗旨  曹洞宗

本尊  地蔵菩薩

別称  恐山菩提寺