風景の写真・平野神社 1 [ 1 - 1 ]
撮影場所 宮城県栗原市若柳字川北新町裏
撮影日 2024/11/10 08:41:00
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
平野神社は、宮城県栗原市若柳字川北新町に位置する歴史ある神社です。主祭神は大鷦鷯天皇(仁徳天皇)であり、例祭は毎年10月19日に執り行われます。この神社は、地域の人々にとって重要な信仰の場であり、多くの参拝者が訪れます。
風景の写真・平野神社 1 [ 1 - 2 ]
撮影日 2024/11/10 08:40:42
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
鎌倉時代の文治5年(1189年)に、葛西平清重が山城国(京都)より平野神社の御分霊を下総国(千葉)に勧請し尊敬したことから始まります。後に、葛西平高清が奥州七郡に封ぜられ、建武年間(1334-1337年)に現在の宮城県栗原市に遷座しました。その後、天正3年(1575年)には葛西壹岐守晴信が神領50町を寄進し、武運長久を祈願しました。
風景の写真・平野神社 1 [ 1 - 3 ]
撮影日 2024/11/10 08:47:20
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
神仏習合の時代には「平野山若柳寺」と称され、寛永元年(1623年)に羽黒派明学院を開院しました。明治時代に入り、明治5年に村社に列格され、明治40年には幣帛供進社に指定されました。しかし、迫川堤防拡幅工事と街路事業に伴い、平成5年に県と補償契約を結び、移転改築を計画。平成8年には新たな境内地に社殿や若柳天満宮、手水舎、神楽殿、祓所、社務所などが完成しました。平成9年にはすべての工事が完了し、新しい地への移転が完了しました。
風景の写真・平野神社 1 [ 1 - 4 ]
撮影日 2024/11/10 08:48:37
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
この神社の境内には、「谷地要害村」と刻まれた石燈籠があり、これは地域が「若柳」となる前の地名を示しています。昭和30年頃には町の文化財に指定され、歴史的価値が認められました。また、羽黒派明学院「平野山若柳寺」が併設されており、地域の信仰と文化の中心としての役割を果たしています。
風景の写真・平野神社 1 [ 1 - 5 ]
撮影日 2024/11/10 08:44:15
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
農民一揆の際には平野神社が集結地となり、当時の宮司が指導的な役割を果たしました。このように、平野神社は地域の歴史と文化を守り続ける重要な存在であり、現在も多くの人々に敬愛されています。