風景の写真・長命山幸徳院笹野寺 1 [ 1 - 1 ]
撮影場所 長命山幸徳院笹野寺 (山形県米沢市笹野)
撮影日 2018/07/25 14:17:04
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
笹野観音堂は、真言宗豊山派の寺院で、その本尊は千手観音(千手千眼観世音菩薩)です。また、置賜三十三箇所観音霊場の19番札所にも指定されています。そして、この素晴らしい寺院は、紫陽花の名所としても知られ、「あじさい寺」と親しまれています。
伝承によれば、坂上田村麻呂が建立したとされるこの寺院は、歴史と共に多くの文化財を残しています。観音堂の境内には、米沢城下の大商人渡部伊右衛門によって建てられた延命地蔵菩薩や、平安末期に作られた木造釈迦如来坐像など、数々の貴重な文化財が残されています。
風景の写真・長命山幸徳院笹野寺 1 [ 1 - 2 ]
撮影日 2018/07/25 14:15:03
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
この仁王門は、天保11年(1840年)の火災で焼失してしまった歴史があります。しかし、現在の仁王門は明治6年に、米沢の豪商である渡部伊右ェ門広繁と二代広豊親子が、南原の常慶院より金10両で買い受けて移築して再建されました。
仁王門には、向かって右が口を開けた(ア)形、左が口を閉じた(ウン)形の金剛力士が安置されています。彼らは観音様の聖域である境内を守る役割を果たしています。また、仁王様の堅固な身体にあやかり、健康や足が丈夫になるようにとの願いを込めて、下駄やわらじなどの履き物が奉納されています。
この地蔵菩薩像は延命地蔵菩薩として知られ、その威容と歴史的な背景から多くの信仰を集めています。興味深いのは、この地蔵菩薩像が建てられる際に使用された石の素材です。なんと、約30個もの石が蔵王山の麓から運び込まれ、その石を組み合わせて地蔵菩薩像が造られました。
風景の写真・長命山幸徳院笹野寺 1 [ 2 - 3 ]
撮影日 2018/07/25 14:19:57
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
風景の写真・長命山幸徳院笹野寺 1 [ 2 - 4 ]
撮影日 2018/07/25 14:15:397
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
風景の写真・長命山幸徳院笹野寺 1 [ 2 - 5 ]
撮影日 2018/07/25 14:16:06
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
この寺は「あじさい寺」としても知られ、初夏には美しい紫陽花が満開に咲き誇ります。ここでは、約2,000株のアジサイが咲いており、その景観は見渡す限りの美しさです。1967年に水害で流れ着いたアジサイが咲き始め、1970年から植え始めて現在まで続いているという驚くべき事実もあります。
風景の写真・長命山幸徳院笹野寺 1 [ 3 - 1 ]
撮影日 2018/07/25 14:21:13
カメラ NIKON D810
レンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
笹野観音(真言宗長命山幸徳院笹野寺)は、山形県米沢市笹野に佇む寺院で、千手観音を本尊として誇ります。この寺は、置賜三十三箇所観音霊場の19番札所です
境内には、美しい庭園が広がり、四季折々に異なる表情を見せる紫陽花が咲き誇ります。特に、6月から7月にかけての紫陽花の季節には、その見事な美しさで多くの人々を魅了してきました。「あじさい寺」としても知られています。
また、民芸品の笹野彫も、この寺の縁起物として知られています。手の込んだ彫刻は、寺の歴史や信仰と深く結びついており、地元の職人たちによって丹精込めて作られています。
笹野寺は、歴代の藩主による修理や整備を経て、その美しさがさらに増しています。