遠野 1

オシラサマは、東北地方で信仰されている家の神で、特に青森県や岩手県で多く信仰されています。オシラサマは蚕の神、農業の神、馬の神として知られており、神体は桑の木で作られた1尺（約30センチメートル）ほどの棒に、男女や馬の顔が描かれたり彫られたりし、多数の布きれで作られた衣を着せたものです。これらの神体は、通常は神棚や床の間に祀られます。

オシラサマの信仰には多くの禁忌があります。例えば、オシラサマは二足四足の動物の肉や卵を嫌うとされており、これを供えると大病を患ったり、祟りで顔が曲がったりすると言われています。

常堅寺（じょうけんじ）**は、岩手県遠野市にある曹洞宗の寺院で、山号は蓮峰山です。この寺院は、「カッパ狛犬」の寺としても知られており、ユニークな伝説と魅力的な建造物を持っています。

寺の起源は室町時代の延徳2年（1490年）に、多聞秀守が開山したとされています。また、興味深い伝説によれば、寺はカッパ淵に隣接しており、そこに住むカッパが寺の火事を消して狛犬になったと言われています。この伝説が「カッパ狛犬」の由来とされています。

岩手県遠野市にあるカッパ淵は、常堅寺の裏手に位置する小川の淵で、古くからカッパ伝説で有名です。この場所は、昔から多くのカッパが住んでいたとされ、彼らは人々を驚かせたり、いたずらをしたりしていたと言われています。

カッパ淵は、透明な水がさらさらと流れ、緑豊かな茂みに囲まれた静かな場所です。訪れると、自然の音と鳥のさえずりに包まれ、日常の喧騒から離れることができます。淵の岸辺には、小さな祠があり、ここにはカッパ神が祀られています。

伝説によれば、かつてカッパは人々にとって畏怖と興味の対象でした。特に、この祠には子供を持つ女性がお乳の出を願うために訪れ、赤い布で作った乳の形を祠に納めると、その願いが叶うと言われています。地元の人々は、この風習を信じ、今でも訪れる人が絶えません。

風景の写真 ・地域・街・遠野 1 [ 6 -2 ]

撮影日 2016/06/29 12:30:29

カメラ NIKON D810

レンズ NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

遠野ふるさと村は、江戸時代から明治時代にかけての日本の山里を再現したユニークな場所です。敷地内には、伝統的な茅葺き屋根の曲り家がそのままの形で移築され、訪れる人々に昔ながらの生活風景を提供しています。

この施設では、地域の伝統工芸や食文化を学び、体験することが可能です。手作りの工芸品を作ったり、地域の食材を使った料理を楽しんだりすることができ、地元の文化に触れることができます。また、季節ごとの行事も盛んに開催されており、春には「春風まつり」、秋には「どべっこまつり」など、地域の伝統的なイベントを楽しむことができます。

風景の写真 ・地域・街・遠野 1 [ 5 -3 ]

撮影日 2016/06/29 15:10:08

カメラ NIKON D810

レンズ NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

遠野ふるさと村は、のどかな風景の中で「もちつき」や「そば打ち」、「縄ない」などの農村体験も提供しています。訪れる人々は、昔ながらの山里の生活を体感しながら、心癒される風景に浸ることができます。

風景の写真 ・地域・街・遠野 1 [ 7 -2 ]

撮影日 2016/06/29 13:36:20

カメラ NIKON D810

レンズ NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

風景の写真 ・地域・街・遠野 1 [ 7 -3 ]

撮影日 2016/06/29 13:37:26

カメラ NIKON D810

レンズ NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

撮影場所 たかむろ水光園 

たかむろ水光園は、岩手県遠野市にある施設で、自然と調和したリラクゼーションとエコフレンドリーな活動を提供しています。日帰り温泉や宿泊施設を備え、水と光を活用した持続可能なエネルギーの取り組みも行っています。

広大な敷地（約62,000㎡）では、四季折々の美しい自然を楽しむことができ、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、季節ごとに異なる風景が広がります。

国指定の重要文化財 旧菊池家の曲り屋

18世紀中頃までに建てられた曲り屋で、当初は,部分を持たない直家（すごや）であったが、曲り部分の馬屋を増築し、現在の曲り家の姿となったそうで曲り屋の発生過程を見る事の出来る建物である。この伝承園に移築されたのは、昭和53年(1978)。

風景の写真 ・地域・街・遠野 1 [ 4 -3 ]

撮影日 2016/06/29 11:40:53

カメラ NIKON D810

レンズ NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

遠野伝承園

〒028-0555 岩手県遠野市土淵町土淵6地割5番地1

オシラ様は、日本の東北地方で信仰される家庭の神で、さまざまな役割を持っています。養蚕の神として、絹糸の生産に関わる人々から崇拝され、農業の神として田植えや収穫の際に信仰されます。馬の守り神としても親しまれ、馬と娘の悲恋伝説から生まれたとされています。

風景の写真 ・地域・街・遠野 1 [ 2 -2 ]

撮影日 2016/06/29 14:45:58

カメラ NIKON D810

レンズ NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

南部南部曲り家

大迫町　旧佐々木四郎家　

明治中期築　88.6坪〔292.40㎡〕　土蔵〔77.93㎡〕

風景の写真 ・地域・街・遠野 1 [ 2 -4 ]

撮影日 2016/06/29 15:01:32

カメラ NIKON D810

レンズ NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

風景の写真 ・地域・街・遠野 1 [ 1-2 ]

撮影日 2016/06/29 14:39:20

カメラ NIKON D810

レンズ NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

風景の写真 ・地域・街・遠野 1 [ 1-3 ]

撮影日 2016/06/29 14:37:11

カメラ NIKON D810

レンズ NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

遠野の農家の民間行事「春風祭り」は、家族が全員そろった夕食の前に、門口に藁人形を置き、人形に顔を描いて、「春風まつり」と書いた旗と飾り団子を供え豊年万作や家内安全などを祈願するとの事だ。